当院の胃がん検診についての指針になりますが、国立がん研究センター がん予防・検診研究センター「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン」に基づき、それぞれの検査について以下のように考えています。
・胃X線検査
メリットとして死亡率減少効果を示す相応なエビデンスがあります。
一方で、デメリットについては偽陽性、過剰診断、放射線被ばくがあります。
両者を勘案して、検診対象は50歳以上とすることが望ましいと考えます。
・胃内視鏡検査
メリットとして死亡率減少効果を示す相応なエビデンスがあります。
デメリットについては偽陽性、過剰診断、前処置の咽頭麻酔によるショックや穿孔・出血などの偶発症の可能性があります。
両者を勘案して検診対象は50歳以上が望ましく、検診間隔は2年から3年とすることが望ましいと考えます。
・ABC検査
メリットとしては胃X線検査、胃内視鏡検査に比べて大幅に侵襲性(検査の身体的負担)が少ないこと、また経済的であることが挙げられます。
デメリットとして、エビデンスの確率はやや乏しい点があり胃X線検査、胃内視鏡検査を完全に代替するものではありません。
そのため、当院では問診と合わせてスクリーニング検査として行い、ハイリスク患者については胃X線検査、胃内視鏡検査の実施を推奨しています。
以上が厳格なエビデンスに基づいた当院の方針となります。
上記を踏まえまして、当院の対応と致しましては下記内容で行わせて頂いております。
・35-49歳の方については、ABC検査を実施し、ハイリスク患者は内視鏡検査
・50歳以上の方については、内視鏡検査
*いずれも7,810円に含む。内視鏡検査は当院から2-3分程の提携医療機関にて実施
また、バリウム検査と内視鏡検査ではバリウム検査の方が見落としが多いので、当院では内視鏡検査を推奨します。
よくある質問
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